計画を提示しない人 ― 2019年12月30日 09:00
・計画を提示しない人
仕事は一人だけで完結することは稀です。
他者と協働することで成り立っているのに計画や予定を提示しない人がいます。
その人のアウトプットを待っている時は、こちらの予定が立てられないからすごく困る。
相手の時間を奪っていることに気が付ていないのだろう。
そもそも、なぜ計画を提示しないのだろう?
もしかしたら計画を立てられないのかもしれない。
このような人は指示待ちの人が多いのも納得できる。
仕事の全体像を把握しないで、①目的の理解は曖昧、②ゴール(アウトプット)も曖昧
だから、いつ迄に何をやらなければいけないかがわかっていない。
新入社員やアウトソースの人ならともかく、中堅社員と言われている人がこれでは…。
人手不足の世の中で複数の仕事を抱えているのは当たり前なのに、こんな人と一緒に仕事をやっていると優先順位が決められず他の仕事にも影響が出てくる。
このような人に出くわしたら、その仕事は最低の優先度でやるしかない。
でも、その仕事の優先度が高い場合は、その人抜きで進めるしかない。
幸いなことに、その人抜きでもほとんどの場合は支障なく進めることができる。
細かい指示や状況確認をしないで済むのでかえって効率が上がったりする。
このような人は会社という組織の中にいつまでいられるのだろう?
・こんな感じで仕事に取り組んでほしい
①その仕事の目的と全体像を把握・理解する
②その仕事のゴール(アウトプット)を明確にする
③ゴールまでのアウトラインを作る
④アウトラインの中で自分がやるべきことをピックアップして具体化する
⑤以上のことを計画としてまとめる
⑥作成した計画は関係者と共有して内容や日程を確認しあいながら進める
⑦内容や日程の変更が生じたら都度修正する
リスケしないでダラダラ進めるのは計画がないのと同じで最悪。
①と②は仕事の基本だけど、③と④はやっている(できている)人は以外に少ない。
ゴールまでの道のりを考えて実行すると成功率が確実にあがるので是非やってみてほしい。
スタート時は大まかでOK、走りながら考えて修正しながら進めるのがコツ。
最初から厳密なことを考えるといつまでたってもスタートできないし、計画自体が途中で変わることだってあり得る。PDCAサイクルを回す感じで進めればOK。
⑥と⑦はITの発達でグループウェアなど便利なツールがあるので意識を変えるだけでコスト(手間)をかけなくても簡単にできると思う。
お互いの待ち時間などのムダが少なくなって劇的に効率がよくなる。
・まとめ
計画を提示しない人は、仲間の時間を奪っている。
当たりばったりの状態になるのでいつまでたっても成果が上がらない。
チーム全体にも影響がでてくるので、その人には声がかからなくなる。
今は大企業でもできない人を雇っていけるほどの余裕はない。
よほど世渡りが上手くなければ会社では生き残れないと思う。
こんな感じで仕事に取り組んでほしい
①その仕事の目的と全体像を把握・理解する
上位目的まで理解する意識があると指示待ちな人にならない。
②その仕事のゴール(アウトプット)を明確にする
③ゴールまでのアウトラインを作る
④アウトラインの中で自分がやるべきことをピックアップして具体化する
⑤以上のことを計画としてまとめる
⑥作成した計画は関係者と共有して内容や日程を確認しあいながら進める
⑦内容や日程の変更が生じたら都度修正する
リスケしないでダラダラ進めるのは計画がないのと同じで最悪。
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